ロンドンの新名所!モコ・ミュージアムで現代アートに浸ろう
この記事では、2024年8月にオープンした「Moco Museum London」をご紹介します。ロンドンで楽しめる新しい現代美術館のその特徴や見どころをお伝えします。
1. モコ・ミュージアムとは、どんな美術館?
英語表記:Moco Museum
モコ・ミュージアムは、アムステルダム、バルセロナ、ロンドンの3都市に展開する独立系の現代美術館で、その名前は「Modern Contemporary(モダン・コンテンポラリー)」に由来しています。
2024年8月にロンドンにオープンしたモコ・ミュージアムは、中心部のマーブル・アーチにあり、ショッピングや観光の拠点としても人気のエリアです。
館内では、バンクシー、バスキア、草間彌生、アンディ・ウォーホル、村上隆といった、現代のアートシーンをリードするアーティストたちの作品が展示されています。
開放感あふれるモダンなデザインのギャラリーでは、心地よい音楽とともにリラックスしてアートを堪能できます。
親しみやすい雰囲気もこの美術館の魅力なので、「現代アートは難しそう」と感じる方でも気軽に楽しめます。
2. モコ・ミュージアムの見どころ
モコ・ミュージアムは、ロンドンの定番観光スポットであるテート・モダンに比べるとコンパクトな規模ですが、より身近で親しみやすい作品がぎゅっと詰まっているため、短時間でも充実したアート鑑賞が楽しめます。
館内は3つのフロアに分かれており、主要な作品を鑑賞するなら1時間程度、じっくりと鑑賞したい場合は2時間程度がおすすめです。
*展示作品は変更される可能性があるため、以下は参考情報です。
モコ・マスターズ:G / 0F(地上階)
近代アートの巨匠たちの作品が集まるフロアです。
どの作品も強烈なインパクトがあり、見る者の想像力をかき立てます。
【モコ・マスターズの展示作品】
- 草間彌生のFire(1988年)
- キース・ヘリングの無題作品(1978年)
- ジェフ・クーンズのDolphin Taz Trashcan(2007年)
- ジャン=ミシェル・バスキアのTo Repel Ghosts(1985年)
- ダミアン・ハーストのThe Human Voice(2006年)
- アンディ・ウォーホルの自画像(カモフラージュ / 1986年)
モコ・コンテンポラリー&エキシビション:1F
現代社会を鋭く映し出す作品が並ぶこのフロアでは、政治や環境、ポップカルチャーなど、今の時代に焦点を当てたアーティストたちの作品を鑑賞できます。
期間限定で開催されるエキシビションもお見逃しなく!
【1Fの展示作品例】
- KAWSの無題作品 (Companion Close Up / 2013年)
- バンクシーのBeanfield(2009年)
- 村上隆の26パネルの無題作品(2015年~2021年)
- トレイシー・エミンのThe Closest I am to Love is You(2019年)
- クリス・レヴィンのLightness of Being(Pink and white diamond dust / 2018年)
- ロビー・ウィリアムズのI didn’t lose my mind it was mine to give away(2024年)
デジタル&没入型アート:-1F / Basement(地階)
最先端のデジタル技術やNFTアート、五感を刺激する没入型アートを体験できるフロアです。
現実とデジタルの境界が曖昧になるような新しいアートの世界が広がります。
【-1Fの展示作品例】
- アンソニー・ジェイムズの80″ 斜方切頂二十・十二面体 (Solar Black / 2023年)
- ロレンソ・クインのREFLECTING MY HEART IN YOU
- パルス・インタラクティブによるEndless Realities
- ダニエル・アーシャムのルナー・ガーデン(2024年)
- Six N. Fiveの”Species”
3. チケット予約と訪問前にチェックしておきたい確認事項
モコ・ミュージアムのチケットは、日時指定のチケットに加え、時間の縛りがないFlexチケットもあります。
7歳未満は入場無料ですが、ベビーカーの持ち込みはできないのでご注意ください。
【訪問前にチェック!】
- 館内ではスマホでデジタル音声ガイドを利用可能(イヤホンをお忘れなく!)
- 写真・動画撮影OK(三脚・フラッシュはNG)
- 館内は飲食禁止、カフェはありません
- 入り口に無料ロッカーあり(大きい荷物は入らないので注意)
- 大きめのリュックサックを持ち込む際は体の前に持って鑑賞
4. アクセスと最寄りの観光地
モコ・ミュージアムはロンドン中心部、マーブル・アーチ駅から徒歩1分の好立地。
ショッピングや観光の合間に立ち寄りやすい場所です。