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天皇皇后両陛下のイギリス公式訪問:日程を紹介【2024年6月22~28日】

天皇皇后両陛下の公式訪問に備えバッキンガム宮殿前の通り「ザ・マル」に交互に掲げられたユニオンギャックと日本の国旗

天皇皇后両陛下は、チャールズ3世国王陛下の招待により、2024年6月22日から28日まで英国を訪問されます。25日から27日にかけては、国賓として歓迎式典や昼食会、晩餐会に出席されます。

この記事では、天皇皇后両陛下の訪英期間中の7日間に予定されている日程を紹介します。

天皇皇后両陛下の訪英日程一覧

6月22日(土)- イギリスにご到着

午後、ロンドン・スタンステッド空港にご到着。

6月23日(日)- 市内ご視察

天皇陛下は、日本文化の魅力を発信するJapan Houseを訪問されます。

また、イギリスで暮らす日本人十数人、そして日本とゆかりのあるイギリス人約10人と宿泊先のホテルで面会される予定です。

6月24日(月)- 市内ご視察

天皇陛下は、東ロンドンにあるテムズバリアを視察されます。

また、日本とイギリスの友好団体が主催する、数百人規模の出席者が予定されるレセプションに臨み、短くあいさつされる予定です。

6月25日(火)- 国賓行事初日

[午前]

天皇皇后両陛下は、ウィリアム皇太子の歓迎を受け、ウィリアム皇太子とともにホースガーズ・パレードへ向かわれます。

両陛下は、ホースガーズ・パレードのロイヤル・パビリオンにてチャールズ国王とカミラ王妃に迎えられ、公式歓迎式典(日本国歌の演奏や儀仗隊の査閲など)に臨まれます。

正午頃、両陛下はチャールズ国王とカミラ王妃、ウィリアム皇太子と共に馬車でバッキンガム宮殿までの通り(ザ・マル)をパレードされます。

[午後]

チャールズ国王が主催するバッキンガム宮殿での昼食会後、天皇皇后両陛下は王室が所有する日本関連の美術コレクションを鑑賞されます。

その後、両陛下はウェストミンスター寺院を訪問し、第一次世界大戦中に戦場で亡くなった身元不明のイギリス兵が眠る「無名戦士の墓」に献花されます。

夕方、バッキンガム宮殿では晩餐会が開催されます。晩餐会の冒頭では、チャールズ国王と天皇陛下によるスピーチが行われます。

6月26日(水)- 国賓行事2日目

天皇陛下は、日英の研究者が協力して医療・生命科学分野の研究を行っている英国の最先端生物医学研究センターであるフランシス・クリック研究所を視察されます。

午後、天皇陛下はチャールズ国王が総長を務める王立音楽大学を訪問されます。

夕方、天皇陛下はエディンバラ公爵エドワード王子とソフィー公爵妃とともに、シティ・オブ・ロンドン地区の市長であるロード・メイヤーが主催するギルドホールでの晩餐会に出席されます。

【6月27日(木)- 国賓行事最終日

天皇皇后両陛下は、バッキンガム宮殿で国王と王妃に別れの挨拶をされ、国賓としての公式行事を終えられます。

両陛下は東ロンドンに移動され、Young V&A(V&A子ども博物館)にて日英両国の小学生と交流されます(2024年9月8日まで展覧会『Japan: Myths to Manga』が開催中)。

その後、天皇陛下はエリザベス2世が眠るウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂を個別に訪問され、エリザベス2世の墓石に花輪を捧げられます。

その後、天皇陛下はロンドンに戻られ、世界遺産のキューガーデンズを訪問されます。

6月28日(金)- ご帰国

両陛下はオックスフォード市内を散策され、両陛下が学ばれたマートン・カレッジとベイリオル・カレッジを訪問されます。

その後、両陛下はRAFブライズ・ノートン空軍基地より帰国の途に就かれます。

【訪問地マップ】

最後に

天皇皇后両陛下が国賓としてイギリスをご訪問されるのは、1998年の上皇上皇后両陛下以来26年ぶりのことです。筆者自身は在英20年になりますが、この貴重なイベントを初めて目にすることをとても楽しみにしています。

最後に、天皇陛下がイギリス訪問前の記者会見で述べられた中でも、特に筆者の印象に残り共感した言葉を以下に抜粋します。

私が留学した経験から言いますと、実際に外国に行き、自分自身で様々なものを見て、そこに暮らす人々に会い、経験を積むことによって、テレビやインターネットでは知り得ない多くのことに触れることができるように思います。さらに、一つの国に一定の期間滞在することは、日本の外に出て日本を見つめ直すまたとない機会となると思います。今後とも、我が国の若い世代の人々が外国への関心を持ち続け、留学などを通して、世界中の国や人々との友好を深める機会が増えていくことを期待しています。

英国ご訪問に際し(令和6年)|宮内庁

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