ロンドン交通博物館に行ってみよう！【観光ガイド】
この記事では、電車やバス好きのみならず、デザインや歴史好きにもおすすめの「ロンドン交通博物館」について、館内の見どころやチケット予約情報などを紹介しています。
1. ロンドン交通博物館とは?
英語表記：London Transport Museum
ロンドン交通博物館は、コヴェントガーデンにあるロンドン交通局Transport for London（略称TfL – ティ・エフ・エル）が運営する公式博物館です。
館内では歴代車両やエンジニアリング、デザインなどの展示をもとに、各時代の歴史的背景や当時の人々の生活を考察しながら、ロンドン市内の過去200年に渡る交通システムの歴史を学べます。
小さな子供から大人までの幅広い世代に人気のロンドン交通博物館は、トリップアドバイザーのトラベラーズ・アウォードやツーリズム・アウォードを受賞しています。
2. 博物館の見どころは？
3階建のモダンな館内は、最上階のギャラリーから順路に沿って見学する造りとなっています。
展示物の解説パネルは全て英語ですが、google翻訳のカメラ機能を使えば、かざしたテキストをリアルタイム翻訳してくれおすすめです。
見学の所要時間は2時間が目安です。
スタンプラリー
交通博物館の魅力は、大人も子供も楽しめる様々な仕掛けがあるところです。
その一つが、館内の13か所に設置されたスタンプを集めるスタンプラリー (Stamper Trailと呼ばれる）。一応子供向けなのですが、大人が利用しても問題ないと思います。
スタンプ用紙は、入場後にあるエレベーターに乗る前の「Family Station」で見つかります。
歴代車両の数々
地下鉄やロンドンバスの歴代車両の数々は、車体の色や座席、広告などが当時のまま展示されています。
これらの車両が、実際にロンドンの街を走っていたことを想像すると感慨深いものがあります。
【展示車両の一例】
- 1800年代のヴィクトリア時代の馬車
- 世界初の地下鉄で1860年代に走っていた蒸気機関車「Metropolitan number 23」
- レトロな2階建てのダブルデッカーの数々
- 現在市内で見られる最新車両 など
運転体験シミュレーター
Level 0（1階）にある「The Future Engineersギャラリー」では、シミュレーターを使ったエリザベスラインの運転体験ができます。
同ギャラリーでは、シミュレーターの他にもSTEM科目への興味が湧くような子供向けのインタラクティブな展示物があります。
子供向けのプレイエリア All Aboard
Level 0（1階）とLevel 1（2階）の2か所にあるAll Aboardは0~7歳向けの遊び場です。
ミニサイズのロンドンバスやケーブルカー、DLRまで、ロンドン交通のおなじみの乗り物が勢ぞろい！
ロンドン交通局の公式ショップ
博物館の見学を終え、出口のトンネルを抜けると「ミュージアムの公式ショップ」があります。
人気のロゴ「ラウンドル」が付いたグッズや、ロンドン交通の関連デザインをモチーフにしたクッションやポスターなど、様々な公式アイテムが入手できます。
ショップの上部にはカフェもあります。
このショップは、ミュージアムに入場しないかたでも買い物が可能です。コヴェントガーデンを訪れた際には気軽に立ち寄ってみましょう！
3. チケット予約とアクセス
ロンドン交通博物館は「17歳以下は入場無料」です。ただし、入場する全ての人数分のチケットを、入場日時を指定して予約する必要があるのでご注意ください。
【交通博物館のチケットを予約する】
概要をチェック（GetYourGuide）
【最寄り駅】
- コヴェントガーデン駅より徒歩5分（ピカデリーライン）
- チャリングクロス駅より徒歩7分（ベイカールー、ノーザンライン）
- レスタースクエア駅より徒歩10分（ノーザン、ピカデリーライン）
- ホルボーン駅より徒歩12分（セントラル、ピカデリーライン）
【最寄りの観光地】
