ロイヤルミューズとは?見どころを紹介
この記事では、ロンドンの観光地「ロイヤル・ミューズ」の見どころを紹介しています。
1. ロイヤルミューズとは?
英語表記:Royal Mews
ロイヤル・ミューズとは、現在でも英国王室の公式行事で実際に使用されている「馬車や車両」の他、「現役で活躍する馬」も一般公開されている厩舎のことです。
ロイヤル・ミューズは、バッキンガム宮殿の敷地内にあり、そばには英国王室所有の美術品が展示されるクイーンズ・ギャラリーもあります。
2. 見どころは?
ここからは、ロイヤル・ミューズでの見どころを紹介します。
ロイヤルミューズでは、日本語対応のオーディオガイドを聞きながら各自のペースで見学できます。
見学時間の目安は45分。
ゴールド・ステート・コーチ
「ゴールド・ステート・コーチ」とは、1762年にロンドンで製造され、ジョージ4世以来全ての戴冠式で使用されてきた馬車のこと。
- 金箔に覆われ、側面には彩色の絵画パネルが飾られた豪華仕様
- 重量 4トン、奥行き 7.3m、高さ 3.7m
2023年5月に開催されるチャールズ国王の戴冠式では、ウェストミンスター寺院での戴冠の儀式の後、バッキンガム宮殿へ戻る際の戴冠パレードで使用されました。
ダイアモンド・ジュビリー・ステートコーチ
ダイアモンド・ジュビリー・コーチとは、エリザベス2世のダイアモンド・ジュビリー(在位60年)を記念し造られた馬車のこと。
ロイヤル・ミューズにある馬車の中で一番新しい馬車で、2014年6月4日の国会開会式で初めて使われました。
2023年5月6日に開催されたチャールズ国王の戴冠式では、バッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院へ向かう際のパレードで使用されました。
アルミニウム製の黒ボディが素敵なこの馬車には、6つの油圧式スタビライザー、エアコン、電動式自動開閉窓があり、ゴールドステートコーチと比べると遥かに乗り心地の良い馬車なのだとか。
オーストラリア製。
2種類の馬
厩舎では、英国王室の重要な行事にて、現役で馬車を引く馬たちが見れるのも嬉しいところ。
ロイヤルミューズにいる馬は「ウィンザー・グレイズ」と「クリーブランド・ベイズ」の2種類。
ウィンザー・フレイズは、国王を始めとするロイヤルファミリーやゲストが乗る馬車専用の馬。
クリーブランド・ベイズは、高等弁務官や大使、その他日常の作業で使用される馬。
3. チケット予約について
ロイヤルミューズは毎年、冬期休館となります。
2025年の営業再開日は「3月13日」です。チケットがリリースされたら更新します。
入場チケットには日本語のオーディオガイドが含まれます。
*ロイヤルミューズは、お得に観光地がまわれるロンドンパスの利用対象施設です。
4. 最寄り観光地とアクセス
ロイヤル・ミューズの入り口は、バッキンガム・パレス・ロード沿いにありますが、あまり目立たないので通り過ぎてしまわないようご注意ください。
ロイヤルミューズ周辺には、人気のイベントや観光地が沢山あります。
ぜひ、同時に訪れてみましょう。
- バッキンガム宮殿の衛兵交代式
- バッキンガム宮殿のステートルームツアー(夏季限定)
- ロイヤル・ミューズ
- セント・ジェームズ・パーク
- ホースガーズ・パレードの衛兵交代式
- ホースガーズ
- ウェストミンスター寺院
- ウェストミンスター宮殿
歩くのが楽しいエリアなので、観光の際は履きなれた歩きやすい靴がおすすめで
イギリスは天候が変わりやすいので、レインコートや折りたたみ傘もお忘れなく!
【アクセス】
- 地下鉄: グリーンパーク駅より徒歩10分(ジュビリー、ピカデリー、ヴィクトリアライン)
- 地下鉄: ハイドパークコーナー駅より徒歩10分(ピカデリーライン)
- 地下鉄: ヴィクトリア駅より徒歩12分(サークル、ディストリクト、ヴィクトリアライン)
- バス: 11, 211, C1, C10