ロンドン レンジャーズハウスの見どころは?【グリニッジ散策】

1 レンジャーズハウスとは
2 見どころ
3 来館案内
レンジャーズハウスとは
英語表記:Ranger’s House
建築年:1723年
建築家:ジョン ジェームス (1673 – 1746)
建築スタイル:パラディアン
ユネスコ世界遺産サイトである「マリタイム グリニッジ」内、グリニッジパーク南西に位置する、アートギャラリーです。
イングリッシュ ヘリテージにより保護管理されている歴史的建造物でもあります。
建物は、海軍将校であった「フランシス ホウジャ―(1673 – 1727)」の邸宅として、1723年に「ジョン ジェームズ」によってデザインされたものだとされています。
ホウジャ―の死後 (1727 ) は、チェスターフィールド伯爵4世、オーガスタ王女(キング ジョージ2世の孫)、ソフィア マティルダ王女、アバディーン伯爵4世、陸軍元師ウォルズリー卿一家など、2世紀にわたり居住地として使用されていました。
20世紀に入ると、レンジャーハウスは、ロンドン州議会の所有となり、スポーツの施設やティーハウスなどの社交クラブとして使用されていました。
見どころ
2002年以来、ダイアモンドで財を成した富豪「ジュリアス ウェーナー (1850-1912)」の約700点に及ぶアートコレクションを展示するギャラリーとして一般公開されています。 コレクションの内容は、ルネッサンスアート、宝石、磁器、シルバーワークなどとなります。
アートコレクションの見どころ(一部)
- サンドロボッティチェッリのザクロの聖母 (Madonna of the Pomegranate) 1487
- 機械仕掛けの旅行用キャビネット (Mechanical Travelling Cabinet) 1755
- 清の第4皇帝「康熙帝」(こうきてい)の人生を描いたタペストリー (The emperor of tapestries)1690–1708
- 横たわるヘラクレスのブロンズの置物 (Sleeping Hercules) 1500
- メメント モリの象牙の置物(Memento Mori Pendant) 1500
- オウムガイのカップ (Nautilus Cup) 1660
- メメント モリの棺 (Memento Mori Coffin) 1575-1600
- マイオリカの皿(MAIORICA PLATE) 1526
来館案内
入場料金
2019年10月時点。最新の情報は公式サイトより。
- 大人 £9.50
- 子供 £5.70
開館時間
日により異なる為、訪問前に公式サイトのカレンダーでチェックしましょう。
交通
- ナショナルレイル Blackheath駅より徒歩15分
- DLR / ナショナルレイル グリニッジ駅より徒歩17分